May 28, 2012

ジュリア・ホルター

CDの感想。

Julia Holter 「Ekstasis

余りに素晴らしいので、レビューはとっておいたのです。
LA出身の才女、Julia Holter(ジュリア・ホルター)のアルバム。
昔はカセット専門レーベルから出してたりしたはずですが、今作はRVNG Intlから。

明るく、神秘的なベッドルームシンセサウンドなんですが、どことなくクラシカルでアカデミックな印象が特徴的。
ポップさも失わず、こういうことをやろうとしている志を買いたい。

音的には一瞬エンヤ(!)かと思わせる瞬間もあるのだけど、これはむしろ今の時代のケイト・ブッシュなのだと言いたい。

アリエル・ピンクとかNite Jewelとか、この辺の人脈は今、最注目かもしれない。

今年のべスト候補。(どの曲も素晴らしいけど、今日の時点ではMarienbad推し!)


May 25, 2012

Madalyn Merkey

LPの感想。

Madalyn Merkey 「Scent

シカゴの気鋭の女性アーティストによるテクノ・ドローン・アンビエントの傑作が登場!
「siren」「nexus」などを聴くと、そのセンスが只者でないことが分かる。

まだまだ得体の知れない彼女ですが、今後も大注目してきたい。

年間べスト候補。

Scent


May 24, 2012

Dasha Rush、Maayan Nidam、Maya Jane Coles

先日の女性テクノクリエイター特集に看過され、以下のLP・EPを聴いてみました。

Dasha RushFORMS AIN'T FORMATS
Dasha Rush 「RELTIVISMI
Maayan NidamDON' T KNOW WHY
Maya Jane ColesHUMMING BIRD

第一印象は、
Dasha Rush(ダシャ・ラッシュ)はドープで格好よすぎ。
Maayan Nidam(マーヤン・ニダム)はセンスの良いトライバル(エスニック)感が秀逸。
Maya Jane Coles(マヤ・ジェーン・コールズ)はオシャレで可愛いい雰囲気。

三者三様で皆素晴らしいと思う。

今月はこのあとMadalyn MerkeyLaurel HaloSlugabedHilary HahnHauschkaなどを購入する予定。

しばらく音楽漬けなので、家では本は読みません(きっぱり)。

May 22, 2012

ビーチ・ハウスとべスト・コースト

CDの感想。

Beach House
 「Bloom

なんども書いてしまうのですが、ヴィクトリア・ルグランの声は本当に魅力的ですね。
その場の雰囲気を一気に変えてしまう力があると思います。
「Teen Dream」からの路線継承ですが、サウンドスケープがより奥深いものになっているように感じます。
ローファイだけど、荘厳で大曲らしい貫禄を感じさせる曲の数々。
一曲目の「Myth」が特に好き。
もっと気軽な曲調があっても良かったかもしれないけど、傑作であることは確か。

Best Coast Only Place

基本は前回路線のままのウェストコーストポップス。
これからの季節、聴くのにうってつけ。
悪くないけど、前作の方が個々の曲が光ってたかな。
ジョン・ブライオンがプロデュースってのはちょっと意外。

でも本音はLa Vampiresのコラボシリーズの方が気になってます。


May 21, 2012

ディーン・ブラント・アンド・インガ・コープランド&女性テクノクリエイター

CDの感想。

Dean Blunt & Inga Copeland
 「Black Is Beautiful

なんだかInga Copelandのボーカル曲中心にポップになりましたね。
あとはよくわからないいつもの調子だけど。。

しかし、アーティストともアルバムタイトルとも関係ないジャケットの「EBONY」の文字といい、曲名といい、相変わらず胡散臭さが並みではありません。

大きくブレイクすることはないと思いますが(失礼)、今後も要注目。


ところで、JET SET RECORDの女流テクノ・クリエイター特集が面白い。
個人的にはEllen AllienMagdaMargaret Dygas押しですが、Dasha RushMaya Jane ColesMaayan NidamShinedoeあたりも気になってます。
懐かしいところではAndrea Parkerとか、Mary Anne Hobbsとかジャンルは様々だけど、女性クリエイターは素敵ですよね。
とりあえす、月末のLaurel Haloが楽しみ。

関係ないけど、いつか女性ノイズ(あるいはアヴァン・ロック)クリエイター特集をやってみたい。



May 20, 2012

Air、Yeah Yeah Yeahs そしてSparks・・・

何となく、こんな曲が聴きたい気分だった。

Air 「How Does It Make You Feel
Yeah Yeah Yeahs  「Maps
SparksPropaganda/At Home, At Work At Play



May 19, 2012

「ダークソウル」攻略日記(28)

久々のダークソウルプレイ。

今日は赤楔石の原盤と青楔石の原盤を入手しました。
もちろんアイテムドロップではなく、宝箱・遺体からの入手で。

結晶洞窟での青楔石の透明ロードは発狂しそうになりかけましたが、弓矢で道を射る方法でなんとか道をたどってゲットしました。(感動)

楔石の原盤はジークマイヤーのイベントミスったせいで、今のところ、はぐれデーモンの一つのみ。
石守倒してもなかなか出ないし。
周回かな・・・

ところでドラゴンズドグマ買おうか、迷ってます。
やっぱりシュタインズゲートの方を先に買うべきか?

May 18, 2012

「天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ」読了

小川一水 「天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上)(下)」読了。

6巻が出て、そろそろ読み始めないとまずいでしょ、ということで、遅ればせながら。
どっぷりと物語の世界に浸からせてもらいました。
プロローグに過ぎない(と思われる)この時点で感想は言い難いけど、ラストの凄さに痺れつつ、夢中で読み終えました。

正直ほとんど予備知識無しで読み始めたので、もう謎ばっかりですが、スケール感といい、エンタメ度といい、すごいシリーズになりそうな予感。

因みに、あまりに面白いので、「救世群」から「宿怨」まで大人買いしてしまいました。
これから一気に読めるのは幸せです。

May 16, 2012

ヒラリー・ハーン&ハウシュカのCDとか

以下のCD購入。

Beach House 「Bloom
Best Coast 「Only Place

あと、現代最強のヴァイオリニストの一人であるヒラリー・ハーンHilary Hahn)がプリペアード・ピアノの名手でポストクラシカル・シーンの重要アーティストのハウシュカHauschka)と組んだアルバム「Silfra」は絶対買う。
6月に浜離宮朝日ホールで公演があるんですよね。
行きたいけど、平日で忙しい&値段が高いのでちょっと無理かも。

May 15, 2012

「道化師の蝶」読了

円城 塔 道化師の蝶

著者の作品は「Self-Reference ENGINE」以来だけど、何かその時と相当印象が違う。
読解に苦戦するのは同じだけど、以前ブログでおバカSF(褒めてる)と失礼にも書いてしまったのとはまた別のベクトル。

ナボコフへの傾倒も相当うかがわせる表題作。
無活用ラテン語って冗談かと思ったら、本当にあるらしい。

同時収録の「松ノ枝の記」はもっと素敵。
ザゼツキー症例って本当にあるのかと思ったら、こっちはない?

ジャンルはよく分かりませんが、知的で高度な幻想小説としては私は読みました。
どんだけ自分が理解してるか定かでないですけど・・


May 14, 2012

Eric Chenaux

CDの感想。

Eric Chenaux 「Guitar & Voice」

カナダ、トロントのEric Chenauxのソロ。
タイトル通り、まさにギターと声(ブルースを強く感じさせるギターとソウルフルな歌声)が主役。
アヴァンフォーク、ローレン・マザケイン・コナーズ好きなんかにもオススメできます。

調べたらSandro Perriの「Tiny Mirrors」に参加してる人でした。(Sandro Perriは一曲ミックスを担当)

要注目です。


May 13, 2012

「リライト」読了

法条 遥  「リライト」読了。

“史上最悪のパラドックス”とはよく言ったもの。
リーダビリティ高いし、話はシンプル。
ネタらしきものがそこかしこにばらまかれているものの、このラストは読めなかった。
(名前の罠などいろいろ推理しながら読んだけど、途中であきらめた)
最後の方のややこしさはなかなか凄くて、矛盾があるのかないのかよくわかんない部分も・・・
でも面白かったです。


May 12, 2012

My Bloody Valentineのリマスター!

当然ながらここ数日はマイブラことMy Bloody Valentine(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)のリマスター漬けです!

彼らはPixiesとともに自分の音楽ライフを決定づけた存在だから、思い入れの強さは仕方ないところだけど、改めて聴いても当然ながら素晴らしい。

Isn't Anything」は名曲だらけだし、EPは全部持ってるけど、未発表曲含め、今回の目玉「Ep's 1988-1991」が世に出たことにも感涙。

でも何と言っても「Loveless」。
全体隙なしの最高のアンチ・コンセプト・アルバムです。

因みに「Loveless」のディスク1と2が逆ではないか?といった指摘や、ディスク1の「What You Want」にあるノイズの存在など、話題には事欠かないところも流石だ・・・

ともかく、回顧的でなくて、今聴いても格好よさが全く減じていないこの奇跡!
すごいアルバムであり、すごいバンドだなぁと当たり前のことを再確認。

彼らの築いた新しいポップスのスタンダートは結局誰にも塗り替えられていない。

噂されてるニューアルバムとEP(?)は期待しないで待っています。

May 11, 2012

Sharon Van Etten

CDの感想。

Sharon Van Etten Tramp

USインディのオルタナフォークの歌姫の一人、シャロン・ヴァン・エッテン。
昔から知ってたけどアルバムきちんと聴くのは初めて。
The Nationalのメンバー、BeirutのZach Condon、Julianna Barwick(!)が参加。

シンプルだけど、とても良いです。
「Warsaw」「Give Out」の冒頭二曲からガツンとやられる。
特に好きなのは「Magic Chords」。


May 06, 2012

「アイ・コレクター」読了

セバスチャン・フィツェック アイ・コレクター」読了。

この著者の作品はお初ですが、リーダビリティーの高さといい、続きが気になる展開の妙といい、なかなかのページーターナーですね。
ドイツ作家というのはあまり読まないですが、イメージと違う。
外出先などのちょっとした合間も使って、あっという間に読み終わりました。

で、本編ですが、何を書いてもネタばれになりそう、、

ベルリンを震撼させる連続殺人事件。
子供を誘拐して母親を殺し、設定した制限時間内に父親が探し出せなければその子供を殺す猟奇的殺人鬼“目の収集人”をジャーナリストと謎の盲目の女性が追う物語。

「ヘビーレイン」みたいって書いたら、本当に「ヘビーレイン」みたいだった。。
ノンブルが逆にはじまる奇怪な構成も読み終えてみれば意味がある。
犯人の意外性などは余りないけど、物語の仕掛けとしては、「そうきたか」という感じ。
盲目の女性の能力によって視えるイメージがラスト近くで語られる犯行に影響を及ぼしていく皮肉な展開が相当意地悪くて好き。
読後の後味の悪いブラックな感じと、妙に腑に落ちたスッキリ感の同居はある意味新鮮でした。

で、一番気になるのが、この物語に続編があるってこと!
一体全体どういうふうにつなげるつもりかとっても気になります。(刊行されたらほぼ間違いなく読む)

P.S.次はいよいよ「道化師の蝶」「リライト」と並行して「LAヴァイス」に取り掛かります。読了は相当先になるでしょうけど。


May 05, 2012

「アイ・コレクター」読書中、他

セバスチャン・フィツェック アイ・コレクター」をちまちま読書中。
なかなか面白いです。
「あと残り250ページ」とエンディングに向かってあとどれ位かが可視化できるのが素晴らしい!
別にそういう意図ではないはずですが・・

あと先日買いたいといってたCDのうち、未発売のLaurel Haloを除く、以下を購入しました。

Dean Blunt & Inga Copeland 「Black Is Beautiful
Eric Chenaux 「Guitar & Voice
Sharon Van Etten 「Tramp

ところで先日も記事に書いたexloversのアルバムをずっと自堕落に聴いてます。
だってどの曲も心地良いんだもん。
そういえば、クリス・アイザックの「ウィキッド・ゲーム」のカバーがボートラにつくといった話をすっかり忘れてたけど、なくなったんですね。。

May 04, 2012

「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」読了

少し前ですが、ジョン・ル・カレ 「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ(新訳版)」読了。

再読ではあるんですが、やっぱりほとんど物語を思い出さなかった。

二重スパイは誰か?という非常にシンプルな話ですが、リアルすぎる描写の数々と過去と現在がころころと入れ替わる物語展開もあって、読解は容易ではない。
以前も苦戦した記憶だけがありましたが、今回もなかなか手ごわかった。
でも初読時とは違って、非常に楽しみました。

映画の方はテレビでやってくれたら観るんだけど・・・

渋い人間ドラマに魅せられた私は早速続編の「スクールボーイ閣下」を読み物リストに追加しました。


May 03, 2012

「雲をつかむ話」読了

多和田 葉子 雲をつかむ話」読了。

とても面白かった。
一文一文、時間をかけて丁寧に読みました。

はっきりとしたストーリーがあるというより、主人公と犯罪を巡る人物達との出逢いの数々が無造作に並んでいる感じ。
それが最後にふわっとした感じで収斂される危うさ。

ラスト近く、飛行機の夢のくだりが特に好きです。

今までの彼女の作品で一番しっくりきました。


May 02, 2012

「アンダーグラウンド」

エミール・クストリッツァ  アンダーグラウンド」をようやくBDで購入しました。
今から観るのが楽しみ。



May 01, 2012

Sylvain Chauveau

CDの感想。

Sylvain Chauveau 「Abstractions」。

フランスの現代作曲家Sylvain Chauveau(シルヴァン・ショヴォ)によるリミックス集。
オリジナルの歌以外は全て新しくレコーディングした素材を用いて再構築してるらしいです。
マスタリングはTaylor Deupree

内容的には素晴らしい。
エレクトロニカ、ドローン、ポストクラシカルなど、いろんな側面が聴けるお得盤。
収録時間は短いけど、お薦めです。

最近来日してて、「テントの中でたった一人の観客のために行う」というコンサートも実施してたらしい!(何か凄そう)


April 30, 2012

ディーン・ブラント・アンド・インガ・コープランド他、買いたいCD

以下のCDが欲しい。

Dean Blunt & Inga Copeland Black Is Beautiful
Eric Chenaux Guitar & Voice
Laurel HaloQuarantine
Sharon Van Etten 「Tramp

あとMy Bloody Valentineのリマスターはマストアイテム。

Dean Blunt & Inga Copeland(ディーン・ブラント・アンド・インガ・コープランド)はハイプ・ウィリアムスが改名したもの。相変わらず怪しい。

Deanblunt_2

April 29, 2012

「ドラゴンズドグマ」体験版

ドラゴンズドグマ」体験版やってみました。

正直、体験版はボリュームも少なく判断しかねる感じです。

体験版だけの感想ですが、戦闘がゴリ押しになりがちなのは不安要素。
沢山のキャラが入り乱れると、最初は自分がどこで何してるかもよくわからなかったし。
まあ、ここは慣れれば大丈夫でしょう。

いずれにせよ、ネット上のプレイ動画などを見ると相当楽しそうだから、買おうとは思っています。

あと、製品版に引き継げるというキャラメイクが正直楽しい。
メインキャラとメインポーンだけじゃなくて、もっといろんなキャラを作りたい。


April 28, 2012

「LAヴァイス」購入

トマス・ピンチョンLAヴァイス」買いました!

帯に「重力の虹」が2013年秋刊行予定とある。
ん?
誤植じゃないんだよね・・・


April 24, 2012

「リライト」購入

法条遥 「リライト」購入

こんだけ無節操に買ってると、いずれわけわからなくなりそう。。

今年は乱読せずに、精読したいです。

とはいえ、ピンチョンLAヴァイス」も今週か。
(原題のままで良かったように思いますが。)
あとは小川一水天冥の標Ⅵ 宿怨 PART1」も出るんですね。
やばい、と思ったけど、自分はまだ「メニー・メニー・シープ」だから関係ないか・・・

April 23, 2012

「恐怖の報酬」

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 恐怖の報酬」を二十数年ぶりに観る。
いやあ、さすがに名作中の名作。
面白い!
ニトロ運ぶまで、こんなに長かったっけ?と思いつつ、引き込まれました。
その後は、「イヴ・モンタン、非道いなぁ」などと思いつつ、お約束のラストまで一直線。


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